1週間入院してました
先週は6か月ぶりに胃ろう交換で入院してました。私は一昨年の1月にALSと診断されましたが、その5ヶ月後には医師から胃ろうを造設するように言われました。 ALSは障害が進行していくと話せない、食べれない、体を動かせない、呼吸ができないという状態にたどり着きます。障害が体のどの部位から始まるかは人それぞれ異なります。私の場合は発症して数カ月以内に腕、肩、嚥下機能に症状が出ました。いずれは口腔内にも症状が拡がり、舌も動かなくなると、口からの摂取はもうできません。そうなってからでは胃ろうの造設手術を行うことができません 。どうしてできないのでしょうか。それは手術の際に口から胃カメラを通すことができなくなるためです。
私が医師から胃ろうの話があったときは、普通に食事ができたのですが、肺活量検査で数値が下がっている事を重要視され、早めに胃ろうを取り付けることになりました。胃ろう造設手術と聞くと大変な手術のように思いますが、麻酔が効いているので痛みは感じなく、手術中は睡薬が効いているので、いつ終わったのかもわかりませんでした。手術の直後の傷口の痛みはありますが、翌日にはだいぶ楽になります。胃ろうを使用すれば劣化していくので時期が来れば交換しなければなりません。医療の交換は手術と比べると痛みはほとんどありません。ですから胃ろう交換で入院するときは緊張感もなく病院で快適な生活を送っています。今回の入院でお世話になった 看護師さん、PTさん等の 半数以上は前回までの入院でも会っていたので、私の病室を訪ねてくれた 看護師さんもいました。嬉しくなりますね。幸せな気分になります。
でも楽しい事はいつまでも続くものではありません。この病院は大学病院であり、胃ろう交換は永続的にできないので、今後は自宅近くの病院を探すようにいわれていました。
大学病院での入院は今回が最後です。 退院する時はとても切ない気持ちになりました。
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