ALS確定診断から7年が経ちました
あの日から7年が経ちました。
2014年1月16日に検査入院しました。
前年6月右腕に感じた違和感が首や肩にまで広がってました。
もしかしたら大変な病気なのかもしれない。
しかし、秋に半日人間ドッグを受けた時は異常がなかったし、医療の先端を行く大学病院に入院したのでなんとかなるだろうとその程度しか考えてませんでした。
治療すれば治ると思っていました。
入院中は院内のコンビニへ行ったり、携帯電話で会社とのやりとりもして暇をつぶし、病人としての自覚がなく、仕事が気になってました。
50歳代後半でしたが、足腰が丈夫で体力には自信がありました。
ALSという難病の存在も知りませんでした。
年を重ね仕事が増えていくのがきつかったですが、定年後の夢を楽しみに踏ん張ってました。
体を鍛えなおして山に登りたい。
尾瀬ヶ原の水芭蕉、那須連山の紅葉、北アルプス
がわたしを待ってる。
温泉めぐり、食べ歩き、ギター教室、同窓会などなど。
しかし、すべてが夢に終わりました。
難病で苦しんでみえる方の存在は知ってましたが、自分には縁がないと思ってました。
人生なんてわからないですね。
障害が進行していき身体の自由が徐々に奪われていくのを嘆いた時期もありましたが、人工呼吸器を着けて重度障害まで進むと前を向いて行くしかないんだと思うようになりました。
医療介護スタッフに守られ、友人・知人からエールを送っていただいていることに感謝しこれからもがんばっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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