ALS確定診断を受けたときのことです
7年前のこの頃はALSの確定診断を受けて1週間が経ってました。
これからどうやって生きていけばいいのか路頭に迷っていました。
家族に説得され会社へ退職届を提出しましたが、好きな時間に出社してきていいのでと慰留されました。
検査入院前日までは毎朝7時15分に出社し、毎晩22時~23時まで勤務していた気力が消え失せてました。
朝6時に目が覚めても身体が起き上がらなく、8時頃にゆっくり起きて10時半頃出社し身体に負担がかからないようにしました。
ところが、仕事に集中し出すと病気のことを忘れ、いつもの感覚を取り戻していました。
腕が上がりにくく肩関節に違和感があり、味覚障害も起きてましたが、仕事が普通にできたのでALSと診断されても受け入れることができませんでした。
自分は本当に2、3年で寝たきりになってしまうのだろうか?
今の症状が治らなくてもいい。現状維持できないものか?
自宅にいる時は東洋医学や温泉治療で治せないか考え、ネット検索ばかりしてました。
AIS患者も診ている鍼治療院を見つけて東京へも行きました。
また、ラジウム温泉へも行きました。
その温泉は岐阜県の山奥でしたが、常連客が多く癌を患っている人もいました。
免疫力を高める効果があるので大阪から来てますと聞いて驚きました。
辛い思いをして仕事をがんばってきたのに、こんなことで定年後の楽しみを奪われてたまるかという悔しさでいっぱいでした。
希望を持とうと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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