難病ALSと闘う inayan777のブログ

私は現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と闘っています。この難病は10万人に1人と言われる原因不明の神経性難病です。今から100年以上も昔に発見された病気ですが、現在の医学では治すことができないのです。症状の進行は驚くほど速く、発症して1年3ヵ月後に胃瘻を造設して、その4ヶ月後には両肩関節機能全廃となり、身体障害者手帳3級(現在1級)になりました。介護認定も行っており要介護5になりました。このブログでは発症してから現在までの経緯や日々進行していく身体の変化、日常生活の様子、現在感じていることなどをご紹介していきたいと考えています。私は同じような難病や病気と闘っていらっしゃる方々と共にこの難病と闘い、絶対に乗り越えていこうと思います。また、この難病に少しでも関心をもってくださっている方々からもアクセスしていただければ大歓迎です。日々進行していく病気との闘いとの恐怖の中で、心だけは絶対に負けないように生きていこうと思います。ともにがんばっていきましょう!!

2019年10月のブログ記事

  • 名古屋駅周辺を散歩しました

    2014年1月にALS診断告知を受けてから、現在に至るまでの約6年間の行動範囲の推移です。 1年目 日常生活は健常者と殆ど変わらない 2年目 自動車の運転ができなくなった 3年目 自転車の乗車が難しくなった     一人でバス、電車への乗車が難しくなった 4年目 一人で散歩が難しくなった 5年目 ... 続きをみる

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  • リハビリの成果

    8月のブログでも書きましたが、脚の筋力の低下が進んでいます。対処療法はリハビリをしっかり行うことです。 ALSは脳の命令を筋肉に伝える運動神経が侵されて、筋肉を動かそうとする信号が働かなくなり、筋肉が動かしにくくなり痩せていく神経難病です。現在の医学では治すことができません。その上、進行が速く個人... 続きをみる

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  • Y字管を使った吸引

    わたしはまだ自発呼吸ができるので、夜間睡眠時だけ人工呼吸器を装着していますが、唾液吸引は四六時中行っています。 ALSを発症すると舌が縮んでいくので、唾液の取り回しが上手くできなくなり、口腔内に唾液が多く溜まります。発症3年位までは唾を吐くことができなくて唾液を飲み込んでも、誤嚥することはありませ... 続きをみる

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  • 久しぶりの外出

    気管切開してからケアマネージャーさんの尽力で、重度訪問介護時間の支給が大幅に増えましたが、外出時も一定時間内でヘルパーさん2名の同行が認められました。 一昨日はヘルパー2名の時間が組めたので、往復2時間半で名古屋駅周辺の高層ビルゲートタワーを観てきました。 このビルは開業して2年以上経ちますが、訪... 続きをみる

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  • カフとパイロットバルーンについて

    ALS患者の大先輩でご活躍されているNさんがFacebookに投稿された体験報告は凄く勉強になりましたのでご紹介します。 気管カニューレのアクシデントについて書かれていましたので、気管カニューレの中で重要な役割を担っているカフとパイロットバルーンについて少し触れさせていただきます。 気管カニューレ... 続きをみる

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