突然の訃報
2週間前のことです。突然の訃報でした。
「信じられない。あの人がまさか」
自分よりも発症が遅くて、症状も軽いようなので、まだまだ元気でいらっしゃると思っていたのに…。 悲しすぎます。
毎年このようなまさかの訃報に接しています。
これがALSという病気の恐ろしさなんです。
わたしがお会いしたことのある同じALS患者さんで、お亡くなりになった方は人工呼吸器を選択されなかった方です。
呼吸不全は突然くるので人工呼吸器を拒否されていれば、救命措置は行われません。モルヒネなどを使って意識が遠のいていきます。
わたしの場合は3月に痰が喉に詰まった時は危うかったです。まだ死にたくはなかったので気管切開を決断しました。
体の不自由が増して辛いと感じることが多くなりましたが、生きててよかったと思います。
人はいつか必ず死ぬ。
だから、命の尊さを感じながら、生かされていることに感謝し、先に逝った仲間のことを想いながら、残された人生を精一杯生きたい。
これが今の心境です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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