難病ALSと闘う inayan777のブログ

私は現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と闘っています。この難病は10万人に1人と言われる原因不明の神経性難病です。今から100年以上も昔に発見された病気ですが、現在の医学では治すことができないのです。症状の進行は驚くほど速く、発症して1年3ヵ月後に胃瘻を造設して、その4ヶ月後には両肩関節機能全廃となり、身体障害者手帳3級(現在1級)になりました。介護認定も行っており要介護5になりました。このブログでは発症してから現在までの経緯や日々進行していく身体の変化、日常生活の様子、現在感じていることなどをご紹介していきたいと考えています。私は同じような難病や病気と闘っていらっしゃる方々と共にこの難病と闘い、絶対に乗り越えていこうと思います。また、この難病に少しでも関心をもってくださっている方々からもアクセスしていただければ大歓迎です。日々進行していく病気との闘いとの恐怖の中で、心だけは絶対に負けないように生きていこうと思います。ともにがんばっていきましょう!!

退院したくてもできない事情

入院中の重度訪問介護もケアマネジャーさんにスケジュール表を作ってもらっています。



5月20日から5月26日は以下の通りです。 
20日 月曜日 16時~21時半 Yさん
21日 火曜日 12時~14時 Nさん
22日 水曜日 11時~15時  Tさん 15時半~20時  Yさん
        22時~翌日8時半 Iさん
23日 木曜日   10時~14時半 Yさん
24日 金曜日 17時~22時半 Tさん
25日 土曜日 14時~22時半 Tさん
26日 日曜日 16時~21時 Yさん


訪問介護事業所は4社が入っています。ヘルパーさんが入る時間は日によって違います。
ヘルパーさんが入れない日や時間が短い日は妻が来てくれます。



この病気で在宅療養生活を送るためには、家族の介助だけでは立ち行かなくなります。


長期戦になることを想定すると家族の負担をできるだけ軽くすることを検討することが重要です。


私は痰が多く、夜中は看護師さんに2時間おきに吸引してもらっているので、深夜に入ってもらえるヘルパーさんが必要です。


現在は週1回~2回深夜に入ってもらってますので、在宅療養にもどったら妻は深夜まともに眠れない日が多くなり、身体がもたないです。


そう考えると深夜の介護態勢が整わないと安心して退院ができないです。




ヘルパーサービスについては家事支援、身体介護があります.
ALS患者の場合、痰吸引や胃ろうからの経管栄養など医療行為にあたる介護は一定の資格を持っていないとできないので、ヘルパーが中々見つかりません。
深夜に入るヘルパーについても同様です。


この厳しい現状を解決する方法として、自薦ヘルパー制度の利用があります。
この制度の良い点はヘルパーさんをオリジナルに育てられることです。デメリットは事務手続きが複雑なので、家族の中で事務をしっかりやってくれるキーパーソンが必要です。
自薦ヘルパー制度を利用して、自分らしい生活を送っている患者さんは多数いらっしゃいますので、制度を利用するかしないかは別として内容について知っておくのもよろしいかと思います。





最後までお読みいただきありがとうございました。