悲しい事件
ALS患者さんの安楽死事件が起きたことは同じ患者としてとても悲しい気持ちです。
亡くなられた方は視線入力で意思伝達ができてSNSもやられてたので、ALSについて様々な情報を入手されていたのではと推測します。悩み抜いた末の結論だったのでしょう。
私も気管切開して声を失いましたが、意思が上手く伝わらないもどかしさや人の手を借りての排泄、外出も中々できなく辛いことばかりです。
まして一人暮らしならどんなにか辛かったことと思います。
しかしながら、患者さんによっては人工呼吸器を着けながら講演活動をして活躍されている方も多くいらっしゃいます。船後さんのように参議院議員になられてる方もいらっしゃいます。
私は逞しく生きている方々の投稿を読むとALSと闘っているのは自分だけじゃない。もっと頑張らないとと励まされます。
先日は65歳の誕生日でした。
訪問入浴様からです。真心がこもってます。
Mさんから送られてきました。
ケーキを食べられませんし、いつもと変わらないベッドで寝たままでしたが、親友からのお祝いメールやプレゼントに感動し、元気が湧いてきました。
尊い命を救う方法はなかったのでしょうか。
亡くなられた方へ心からご冥福をお祈りいたします。
今回のような悲しい事件が起きない社会になってほしいと切に願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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