総合防災訓練会場へ行きました
9月3日に久しぶりに遠出しました。気管切開してからの4年6ヶ月間で最も遠いです。
自宅から約30キロある安城市までJRに乗って行きました。電車の乗り降りは駅員さんが親切に誘導してくださり実に気持ちが良かったです。久しぶりに車窓からの景色を楽しみました。
目的地は愛知県主催の総合防災訓練会場です。防災関係機関の連携と防災意識社会の確立をテーマに医師会、看護協会、消防本部、警察本部、陸上自衛隊、中部電力、NTTドコモ他県内の公共機関、企業、法人など100団体が参加の大規模な訓練でした。
ALS協会愛知県支部も初めてエントリーし、訓練会場(屋外グラウンド)で倒壊家屋から障害者の救急搬送訓練が行われました。
また、啓発会場(体育館)では各団体がブースに分かれ、パネル等を展示し見学者の対応をしました。
ALS協会のブースにはアンビュー訓練用の人形や人工呼吸器も置かれて、協会委員の方、先輩患者の奥様、人工呼吸器メーカーの方が説明される準備が整ってましたが、人がまばらで暇でした。
3時間で撤収されその間ブースから離れなかったので、訓練会場の様子がみれなかったのが残念でした。
しかしながら、県知事が視察で啓発会場各ブースを回って来られた際、透明文字盤で挨拶したのでALSへのご理解を深めていただけたのなら幸いです。
往復7時間の外出は気管切開後では最長です。もっと遠くへ行きたいですが、ヘルパー2名の確保、バッテリーの耐久時間、トイレなどの問題をクリアーしなければなりません。多くのALS患者共通の問題だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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