難病ALSと闘う inayan777のブログ

私は現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と闘っています。この難病は10万人に1人と言われる原因不明の神経性難病です。今から100年以上も昔に発見された病気ですが、現在の医学では治すことができないのです。症状の進行は驚くほど速く、発症して1年3ヵ月後に胃瘻を造設して、その4ヶ月後には両肩関節機能全廃となり、身体障害者手帳3級(現在1級)になりました。介護認定も行っており要介護5になりました。このブログでは発症してから現在までの経緯や日々進行していく身体の変化、日常生活の様子、現在感じていることなどをご紹介していきたいと考えています。私は同じような難病や病気と闘っていらっしゃる方々と共にこの難病と闘い、絶対に乗り越えていこうと思います。また、この難病に少しでも関心をもってくださっている方々からもアクセスしていただければ大歓迎です。日々進行していく病気との闘いとの恐怖の中で、心だけは絶対に負けないように生きていこうと思います。ともにがんばっていきましょう!!

4年ぶりのALS支部総会

先日ALS協会愛知県支部総会に参加しました。コロナ禍で4年ぶりの開催はとても長く感じ感慨深かったです。


会場参加したかったですが、往復時間を含めると長時間は重度障害者のわたしにはきつく、又、日曜にお昼前からヘルパー2名の確保が難しくリモート(Zoom)で参加しました。
リモートの利点は会場に足を運べない重度障害者や遠方に住んでいる方々にとっては自宅のパソコン画面から参加できることです。


コロナ禍でリモートが急速に普及しているようですが、患者さんや介護事業所の間ではまだまだ少ないです。ZoomソフトのインストールとZoom操作の仕方を普及させることが課題です。

今回はZoomで静岡県、富山県からも参加者がありました。他県では患者会員が少数なため情報が少ない患者家族さまには有意義な会だったと思います。また、わたし個人としても他県の方と交流を深めることは嬉しいです。


会場参加者の中には発症16年目のOさんの姿も見えました。まだ気管切開してなく手で文字盤を打ってみえるようでした。9年前に初めて会った時と殆ど変わられてないようでびっくりしました。

今回の支部総会では上記の他に、熱田先生(愛知医科大学准教授)の講演があり、ALS治療の現状について聴くことができました。


素晴らしい支部総会でした。






最後までお読みいただきありがとうございました。