気管に肉芽(ポリープ)ができました
最近気管カニューレのサクションチューブ(サイドチューブ)から痰が引けなかったり、看護師さんが内筒を交換する時に普通に外せるのにはまらないことが度々ありました。
内筒がはまらないと人工呼吸器を接続できないので、自発呼吸ができない人だと極めて危険な状態に陥ります。
3年前コロナ禍でカニューレ不足があってから、自宅に予備カニューレを3個くらい置いてました。妻が在宅医から非常時に交換できるようにレクチャーを受けていたので、カニューレにアクシデントがあるとそのたびに妻が交換してました。
先日も同じようなことが連日で起きたので、その場で看護師さんに気管から取り出したカニューレをみてもらったところ、気管内に肉芽(にくげ)ができていているのがわかりました。
看護師さんからの報告を受けて、往診医から肉芽切除手術が必要なので病院を手配しますとの連絡が入りました。
気管カニューレの原因がわかったことで気持ちがスッキリしましたが入院は嫌でした。
ところが、先日紹介先病院の耳鼻科外来で診察を受けたら、肉芽が手術するまでの大きさになっていないとのことで入院しなくてすみました。
肉芽の発生はカニューレ側面にある穴が原因でした。
穴に肉芽が入りこんで大きくなり、内筒交換やサイドチューブからの吸引の邪魔をしていたのです。
カニューレは側面に穴のない一般のカニューレに取り替えられたので、肉芽は小さくなっていきます。
大事に至らなくて良かったです。
気管切開、人工呼吸器、ベッド上での生活になってから未知の体験が多いので辛いですが、体験談を情報提供しお役に立てるのなら一つ一つが貴重な体験だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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